「本当の意味での弔い」って何だろうと思う私が、ある手記を読んで分かる気がしたこと。

空の写真

親友を亡くし2年と数か月が過ぎましたが、訃報の連絡をもらった当初、私は「葬儀に行くべきか」躊躇していました。

葬儀の場で、親友の姿を目の当たりにしたとき「受け止められるのか」。私はそんな不安を感じていました。しかしその反面では、死を見届けることが故人への供養となり、また違う意味でも、行かなければのちに私自身が後悔するのではないかとも感じていました。

現実を知らなければ「私は死別を受け入れられず、不安定な気持ちのまま生きることになるのではないだろうか?」そんな不安もありました。

そんな風に迷いながらも出向き、その姿を目の当たりにすることになったのですが、その姿や顔は未だはっきりと、私の脳裏に刻まれています。

暫くは喪失感で一杯だった私ですが、1年半を過ぎる頃には、親友との楽しかったことを思い出すようになり、温かい気持ちになる日も少しづつ増えていました。

でも、楽しい思い出の後に浮かぶのは「葬儀で見た親友の姿」なんです。

ある手記を読んで

lesliens225.hatenablog.com

私が購読している方の記事です。

この方の手記を、私は引き込まれるようにして読んでいました。一文一文に共感しながら、と同時に胸が締め付けられるような思いにもなりながら。

「もし、あのとき葬儀に行かなかったら・・・」。私のなかにある喪失感は、もう少し違うものになっていたのかもしれない。

そう彼女の手記に共感しながらも、私はきっと、亡くなった姿を見に行っただろうと思いました。たとえ、親友が亡くなる前にこの手記を読んでいたとしても。

どうして、そうしたと思ったのかは分かりません。分からないけど、多分それが私だから。

いったい「本当の意味での弔い」ってなんなのでしょうね。

草薙龍瞬氏にお会いして

喪失を抱えていたとき(亡くなってから1年半後)に、直接お話しをさせて頂いたことがあります。

当初、個別相談をさせて頂きたく問い合わせたところ、講演後に時間を作ることも出来ると伺い、初めてのことなのでそうさせて頂くことになりました。

やはり講演後の無料相談というのもあり、相談者も多く、時間は本当に限られたものでした。

「手短に何をどう話そうか?」と思いながら・・

「亡くなった親友との思い出を、思い出すと温かい気持ちになるが、そのあと最後の姿が浮かび悲しくなる。その姿を拭えないでいることが辛い」と話しました。

草薙龍瞬氏は「そこは思い出さなくてもいいのではないでしょうか。亡くなった本人も自分が亡くなったその姿を見ていないから」とおっしゃっていました。

彼女の手記に通じるものがあるような気がします。やはり、その方がここまでの喪失を感じず、温かい気持ちのまま居られるのだろうか。

でも、会いたくて会いに行ったのは私だから、脳裏に刻まれたその姿を忘れることが出来なくても、それは致し方ないのでしょう。

やはり気になる「本当の意味での弔い」とは?

草薙龍瞬氏にお会いする前にメールの中で、私は相談したい内容の詳細を綴っています。返信には「本当の意味での弔いが、まだすんでいない印象がありますし・・・」と書かれていました。

私は「本当の意味での弔いとはなんでしょう」と更に返信をし、その返信を受け取っています。私の心情を踏まえた気遣いとともに、考え方や方向性を簡潔にまとめられていました。

そして「どこを見渡しても苦しみがないような、そんな心境が必ずあります」と最後に書かれていました。

勝手に引用すべきではないと思うので、多くは控えさせていただきますが、力強いその言葉に私は救われるような気持ちになりました。

ただ「本当の意味での弔い」を私は未だ、見つけられずにいます。

草薙龍瞬著書「大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ」

草薙龍瞬氏からのメールの最後に

「なお、もし私の著書に心触れるものがあったのでしたら『大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ』を読んでみていただけたらと感じます。本人も気付かない苦しみーーおそらくあなたが親友と出会う前からあったーーのほどき方を書いてあります」

その当時の私は、鬱なのかもしれないと感じるほど心が不安定でした(更年期の治療を始める前です)。私はkindleで直ぐに本を読み、今は単行本も購入しています。

ak1677.com

著書は、過去(親の性質)からどのような影響を受け、今の自分がどのようにあるのか。自分自身を理解し、解決する方法がに書かれていました。私自身の心のクセ(思考)や影響されていたことが何だったのかを、知る手掛かりとなるものでした。

草薙龍瞬氏はどの著書でも「まずは、理解するにとどめる」ことを伝えています。そしてこの本では「親の業(ごう)を理解する」ことから始まります。

  • 「業」とは何か?

自分の人生を作っている原因、心を突き動かしている力(心の働き・性格)のこと

  • 親の業を理解する(種類は7つ)

親の業はなにか?を知るための診断テストがあります

  • 親の業は子に遺伝する

①快の反応、不快の反応をしたとき

②学習したとき 

③そして解釈(自分の思い込み)により独自の業が生まれる

  • 親の業がどのように子どもに現れるのか

診断で分かった親の業、7種類別にこのように現れると書かれています

  • 業を抜けるには

人それぞれ何かしら「業」の影響を受けているかと思います。そのことについて、方法・思考など色々なことが書かれているなかに、また各々の捉え方があると思います。そして、それが自分が越えたい「業」だとしたら、その「業は、越えられる」と言っています。

自分の業を知っても超えるには、難しそうで時間も掛かります。とても大変そう。

と同時に、私の業の影響を子ども達にも与えることになります。業は続くという事です。

亡くなってから2年が過ぎる頃に

更年期の治療もあって、少しづつ気持ちが前向きになっています。それに、時が解決していることも感じてます。今はこの状況に慣れて来たと言ってもいいかもしれません。

少し落ち着いて来たところで、もう一度、草薙龍瞬氏にお会いしようかと思いましたが、その前にもう1冊読んでいない本があったことに気付き、いま何度か読み返しているところです。

「CLEAN こころを洗う技術」という本になります。

先程、業を超えるのは大変そうと書きましたが、この本を購入して良かったなと思っています。「反応しない練習(草薙龍瞬氏著書)」を更に具体化し、実行しやすく、手解きされた内容と感じます。業を超える方法も同じだと思います。

時間は掛かりそうですが、日々の要所要所で思い出し、行うことを積み重ねて行けばいいのだと思うと、少しづつでも前へ進めそうな気がします。

「どこを見渡しても苦しみがないような、そんな心境」になれたときに、もしかしたら「本当の意味での弔い」を知ることができるのかもしれないと、そう思いながら。

さいごに

私事に最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます🙇‍♀️

私はこうやってブログを書くようになってから、自分を見つめ、自分の心の整理をしているような感じです。悩み多き年頃がいつだったのかも忘れてしまった、そんな年齢の私ですが^^;

また気が向いたら覗いてみてください。いまの私に不足してるエネルギーが増える感じです🤍

ではっ😄

草薙龍瞬氏の著書になります。