涼しくも(笑)あたたかくもなれた1冊|「フーガはユーガ」伊坂幸太郎

こんにちは!

5年ほど前から読み出した伊坂幸太郎作品。

先日「お題・本棚の中身」でも書いたが、読んでいない本がたくさんあったことに気づき、以来隙あらば読むよう心掛けている。

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今日は「フーガはユーガ」を読み、感じたことを書いてみます。

「双子」

フーガとユーガは、一卵性の男の子の双子。

~「双子」~

私は双子をよく知らない。学生時代クラスにはいたけれど仲良しでもなかった。

息子が幼稚園のとき女子の双子ちゃんがいて、それはそれは可愛いくって「双子やから可愛さ2倍!」なんて言われてたっけ。

さらに、息子が小学生のときも女子の双子ちゃんがいた。めちゃめちゃヤンチャだったからアレは「強さ2倍!」だったのか。

~「双子」~

私には妹がいるけど、子どもの頃からそして今もタイプが違い、それでもたまに会ったときは安心するし、癒されている。

私たちが双子だったらどうだったんだろう?

タイプが全く違う場合、お互いをどう感じるんだろう?

そして同じ顔(?)とりあえず違和感しかないから、もうやめよう(笑)

「不思議な現象が起きる双子」

フーガとユーガは誕生日に、2人の体が入れ替わる。入れ替わったあと、互いがいたその場所へ移動する。

公にできない特殊能力は、秘密だからこそ「楽しそう」と思うし、どう使おうかと想像してみたくなる。

本の中では、父親から酷い虐待を受けていたフーガとユーガから「楽しそう」なんて微塵も感じ取れなかったが。

不運な2人はこの能力を活かすために必死だったし、この現象は不運と立ち向かうため、大切な人を守るための武器だった。

「伊坂幸太郎史上もっとも切なく、でも、あたたかい」

これはここに書いてあるこの一文。

たしかに。切なく、そして悲しく苦しくなる。個人的には怖い思いもしていた。

私は、伊坂幸太郎作品の「殺し屋シリーズ」が苦手。だから「グラスホッパー」は未だ読めていない。

伊坂幸太郎の描く苛酷さに飲まれそうになり、どっぷりと怖さに浸かってしまう。まさか双子ストーリーにビビらされるとは・・(苦笑)

背景が苛酷でも一気に読めたのは、双子の軽妙な語り口調だったり、不運だらけのなかにあるあたたかい部分に救われたから。

読み終えたときなぜか最後の3行にホッとして、繰り返し読んでいたわ。笑

そう「誕生日には気をつけろ」

 

怖い思いしながら読んでたけど、思いもよらない展開には引き込まれてしまう。

これだから伊坂幸太郎作品はやめられない😁

お読みくださり、ありがとうございます🙇‍♀️